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AV女優インタビュー・3「加納未来」1987年
2008年07月01日(火) 02:36

加納未来(かのう・みらい)23歳。
1987年3月デビュー。1ヵ月半の間に5本のビデオ作品に出演して、そのまま引退した知る人ぞ知るマイナー女優だ。
当時の雑誌を見てて、現在のAV女優と比較する意味でも興味深いインタビュー記事なので紹介してみたい。

加納未来『たまたまアダルトに出ちゃったんだわぁ。事務所が悪くて騙されたみたいなもんだったわ』

引退作がリリースされた直後のインタビューだ。
1987年11月某所―。

加納未来『ヘアモデルのスカウトされちゃったんですね。とんでもない世界ですよね。今考えると(笑)』

当時、広告写真のモデルを目指していた加納未来は、連れて行かれた事務所で、いきなり「キミは脱がなきゃ売れないよ」と言われてしまったそうだ。

加納未来『それで、私も23だし、今若い子多いし、そりゃそうだな、と(笑い)。あの黒木香だって脱いで売れたんだから』

決心した加納未来が最初に行ったのが、悪名高き「スタジオ418」だった。
今のAVファンには馴染みの無いメーカーだが、この頃はハードなSM作品をメインで撮るメーカーでした。

加納未来『いきなりSMですもんね。それもスカトロ(笑)。泣きながらやりました。おしっこは2時間待ちで、ウンコはカンチョーしてもなかなか出てこない。人前でウンチするなんて、考えられないですよねぇ。しかも、中国式カンチョーとか言って、ウーロン茶ガバガバ入れるんですもん。ひどいですよねえ(笑)』


デビュー作でムチャクチャされたもんだから、割り切りも早かったようだ。

加納未来『回りを見れば、みんな本番ビデオじゃないですか。とんでもない業界ですよねえ。本番やって、ビデオで売れても女優になんかなれっこないですよ。だったら、いっそハードなイメージで売ってやろうと』

2作目では、プライベートでの彼氏と出演して、堂々と本番をしてみせた。

加納未来『あの時は、男優が嫌だっただけですけどね(笑)。何か、エイズにでもなりそうな感じだったから(笑)』

3作目からはクリスタル映像に出演。

加納未来『他でやってるんだからハードにやって下さい。って言われて、何と、アナルセックスと3Pですよ。サイテーですよね。このギョーカイ。ダイッキライ(笑い)。こんな世界に入って、大変な間違いをしちゃった』

後悔ばかりだけど、ビデオギャルになって良かった事はひとつも無かったの?

当時はまだ「AV女優」という言葉は、この記事が掲載されている雑誌の片隅にも載ってない。ビデオギャル、ビデオスター、ポルノビデオとしか書かれてない。

加納未来『エクスタシーを知りましたね。それと、私の本性も(笑)。この作品だけは、ホント、楽しんでやりました』

と言うのは、4作目アテナ映像「いんらんパフォーマンス・夫婦」という作品だ。

加納未来『セックスに集中しすぎて、男優さんの背中にひっかき傷を作っちゃった。監督(代々木忠)に催眠術で暗示をかけられちゃうんですよね。理性とか自我とか無くなりますよ。ひたすら淫乱な女になっちゃう。めちゃくちゃ濡れて、イキましたねえ(笑)。男優さんがね。びっくりするような強さですよね。4時間入れっぱなしで射精しないんですから。日比野さん、うまいです。感じましたね(笑)。この催眠術のおかげで、一挙に10倍くらい性感がアップした気がします。生まれて初めてエクスタシーに達しちゃった。そりゃ、彼氏とする時はそこそこにはかんじてましたけどね。私、ハートの無いセックスは嫌なタイプですから。でも、この時ばかりは、セックスってこんなに気持ちのいいものだったのかと(笑)。それまでのビデオの現場で濡れるなんてフツーはとてもとても。絶対濡れないですよ、あんなの(笑)。それが思いっきり濡れて、彼氏でもない相手役のオチンチンでイッちゃったんでショックでした。セックスって理屈じゃないですよね。身体は正直です(笑)』



それでは定番の質問。ロストヴァージンはいつ?

加納未来『19歳。それまでは男性と手も握った事がないくらいウブでした。覚悟を決めて、やっちゃえッ!捨てちゃえッ!(笑)。一応興味はありましたから』

以来、恋人は変わってもセックスする相手は好きな人だけと。

加納未来『とりあえずセックスは好きでしたけどね(笑)。でも、公表するもんじゃないでしょう。自分達の秘密みたいなことですから。でもギョーカイ入りしてからは、お仕事と割り切って約10人と。エイズ検査してますよね、あの人達(笑)。フェラチオなんか生生生(笑)。パーッとやってお疲れさまァの世界でしたから。フェラチオ、人には上手いって言われましたけど、自然にやってただけですよ。プライベートでやってるのと同じ。そんなの、ほめられてもしょーがないですよ(笑)』

頼まれれば、思わずやっちゃう素直な性格が災いして、スタッフ受けが非常にいい。

加納未来『顔面シャワーは迷惑でした(笑)。わざわざ口の中に入れたんだから飲んで、なんてね。そりゃあ、飲みましたけどね。私もサービスいいほうだから(笑)』

5作目が引退作になる「ミラーマン娘」アテナ映像。

1987年8月にギョーカイを引退して「メイビープロモーション」という自分のオフィスを設立した。扱う商品は、宝石や時計などの貴金属だ。

加納未来『でも、夢は捨ててませんよ。だって、女優って何歳になってもなれるもんじゃないですか? この世界を抜け出して、自分を大切にする事を知りました。もう二度と、他人の為に使い捨てにはなりません(笑)』

彼女のオフィスには姐御肌の加納未来を慕って集まって来た何人かのビデオギャルも所属する。

加納未来『でもね。ビデオ勧めないですよ。自分がそういう道通ってきて後悔してるから。身体を張ってる女の人見ると可哀相になっちゃって。いくら決死の覚悟で割り切っても、よく考えたら、儲かるのはビデオ会社だけだもの。でもね。ホントは、淫乱な女の方がかわいいのよね、きっと(笑)』

最後にかすかに笑ってくれた。

                             1987.11.サン出版


さて、現在の事務所も似たようなトコは多々あるんでしょうかね。

次回はこの時代の淫乱女優の第一人者「咲田葵」のインタビュー記事を紹介します。
ギャラの話がなかなか面白いッス。

ではまた(^^ゞ

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